大衆を脱出したけりゃ 情報を吐き出せ。
本書のカバーには、この刺激的な著者のコトバが掲げられています。
成毛さんは、いい意味でメチャクチャな人ですが、でも、こういう人の書く本はオモシロイ。
「一生懸命勉強してるが、報われていない人」にオススメ。
著者は「日本人はインプットばかりして、アウトプットをする技術・意識が低すぎる。
どんどん、情報をアウトプットしなさい。そうすれば、大衆から抜け出てお金を稼げる。」と述べています。
ですので、努力の割にはイマイチと感じている人にオススメです。
手料理もアウトプット!?
本書のオモシロイところは、アウトプットというと、すぐに、ブログやSNSが思い浮かびますが、実は、「手料理を友達にふるまう。」というのも、立派なアウトプットであると気づかせてくれるところです。
確かに、料理の技術を磨くことはインプットであり、その技術をもとに料理をふるまうことはアウトプットです。
稼ぐためにはアウトプット!
アウトプットすれば、叩かれます。批判もされます。料理であれば、マズイといわれるかもしれません。ですが、稼いでいる人たちは、みんなアウトプットをし続けた人たちのように思います。
逆に、インプットばかりしている人は、ぜんぜん、豊かになっていないように思います。
稼ぐためにはアウトプット!
本書を読んでココロにこの音葉を刻みました。
アウトプットの方法
アウトプット初心者は、どうやってアウトプットしていったらいいか分からないものです。ですが、本書では、SNSでの発信の仕方や文章の書き方まで述べられているので安心です。
やはり、著者によると、SNSやブログなどで、どんどん文章を書いていくのがいいようです。
本書では、書評の書き方も述べられているので一読をオススメします。
最後に。
インプットしたからには、何かの付加価値を付け加えてアウトプットする。そして、そのアウトプットをお金に変えていく。これがAI時代に生き残る術であると思います。
つまり、アウトプットを前提とした生き方・行動をすることが重要なことだと再認識しました。
・セミナーに行く時は、その内容をアウトプットするという前提で。
・本を読むときは、ブログに書評を書くという前提で。
このようなアウトプットの積み重ねが大切なんですね。
そういえば、経営コンサルタントの大前研一さんは、20年以上前に、「仕事の勉強をするなら、その分野で本を書けるようにするとよい。」と言っていました。
本当にもっと早く、本書に出会い、アウトプットの重要性を認識しておけば良かったと思わせられる1冊です。
(148)黄金のアウトプット術: インプットした情報を「お金」に変える (ポプラ新書 な 9-1)
- 作者: 成毛眞
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2018/04/10
- メディア: 新書
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