人生の羅針盤

個人の経験や知識が、誰かの人生に役に立つことを願うブログ。

「イヤなやつほど成功する」

 

イヤなやつほど成功する!  -マキャヴェリに学ぶ出世術

イヤなやつほど成功する! -マキャヴェリに学ぶ出世術

 

 

会社で出世した人で、俗に言う

「いい人」はいません。

 

もっといえば、「嫌われ者ほど、出世する。」

これが、世の常です。

 

この世の常について、世界中の大成功者たちが、

いかにイヤなやつで、成功の階段を登る過程で、

行った極悪非道の言動を紹介したのがこの本。

 

「イヤなやつほど成功する!」 スタンリー・ビング著

 

本書では、ドナルド・トランプビル・クリントン

ビル・ゲイツらが登場します。

 

そして、彼らがいかに、

嘘つきで、大法螺ふきで、非道で、残虐かを

実例を上げて紹介しています。

 

一例を上げると、

 

ルー・ガースナー 

 

マッキンゼーから、ナビスコ社長を経て、

 倒産の危機にあったIBMのCEOに就任。

 IBMを奇跡的なV字回復に導いた。)

 

彼は、IBMの財務立て直しの過程で、

世界に20万人いた社員の半分をリストラしましたが、

一方で、自分専用のシェフを年棒8万5千ドルで

採用しました。

 

デタラメすぎる。。。

 

余談ですが、私が実際にIBMの社員から聞いた話ですが、

ルー・ガースナーは、当時、寝るときも

ピストルを手放さなかったそう。

 

ここまで、残虐非道なことは、許されない

ことですが、

一方で、成功への道を進んでいくためには

いい人ではダメであることを再認識させられる

一冊です。

 

「自分はいい人すぎる。」と思われている方へ

オススメの書です。