孫正義が高校生のとき、ある伝説の経営者に
アポなしで会いに行きました。
今から、数十年も前のことです。
その経営者こそが、日本マクドナルドの
創始者 藤田 田氏です。
高校生のときに、経営者にアポなしで会いに
行くといのも驚きですが、もっと、スゴイ
ことは、、
藤田氏が孫氏に、
「コンピューターを勉強しなさい。」
とアドバイスしたということです。
1970年頃のことと思いますが、
何という先見の明なのでしょう。
今回、ご紹介するのは、藤田 田氏が、
1999年に著した書、
「勝てば官軍」 です。
先日、大前研一氏の書
「サラリーマンリカバリー」を
紹介しました。
その中で大前氏は、ビジネスの3種の
神器として、「英語」「IT」「財務」
を使いこなせ。と言っていますが、
藤田氏も同様のことを
ススメています。
本書では、
「外国語」「コンピューター」「数字」に強くなれ。
と説いていますが、特に、「数字」については、
「簿記3級は必須である。」
の項は、必読です。
ある日、幹部社員が藤田氏に質問した
そうです。
幹部社員：「社長、減価償却ってなんですか？」
藤田氏：「エッ！ 減価償却を知らないのか？」
藤田氏は「減価償却」を知らないという事実
に驚愕し、即座に全幹部社員に簿記3級の
資格取得を命令したそうです。
本書では、「数字」や「外国語」に限らず、
ビジネスの世界で勝ち残るための金言が
盛りだくさんです。
ぜひ、読んでみましょう。
