人生の羅針盤

個人の経験や知識が、誰かの人生に役に立つことを願うブログ。

”運”はコントロールできる。

”運”

本Blogのタイトルは、「人生の羅針盤」です。人生という航海で最適な進路を選ぶためには、先人の知恵・読書・友人の助言など羅針盤が必要であり、私の経験や知識が他の人の羅針盤となれたら、、、という思いからこのタイトルを付けました。そして実は、人生という航海で最適な進路を選択するためには、もう一つ重要な要素があると考えています。それは、いわゆる”運”というやつです。松下幸之助さんは社員を採用する時に必ず聞いたそうです。「アンタは運が良いか?」と。

2種類の運

運には、先天的な運と後天的な運があります。

  • 先天的な運・・・生まれ持った運で、本人の努力ではどうすることはできない。
  • 後天的な運・・・本人の努力で変えられる運。風水が有名。

人の運とは、「先天的な運」と「後天的な運」の総和で決まります。ですので、先天的な運が30点だったとしても、後天的な運を50点に引き上げれば総和は80点になりますね。そうです。先天的な運はどうにもならないので、後天的な運を努力して引き上げればいいのです。

ラック・マネジメントの大切さ

 私は”運”はコントロールできると考えています。先ほど、ご紹介した松下幸之助氏さんだけでなく、経営者で”運”を大切にする方は大勢います。例えば、HIS創業者の澤田秀雄さんは、「運をつかむ技術」という本を出版されるほど運を大切にしているそうです。また、古今東西の偉人でも”運”をコントロールして事を成し遂げた人たちがいます。中でも有名なのは徳川家康で、”風水オタク”であったと言われています。その風水技術の結晶が、パワースポットとしても有名な江戸城(現皇居)や日光東照宮であるというのは有名な話です。やはり、大事を成すためには、本人の努力に加えて、”運”という要素も重要だということでしょう。

 ”運”の改善活動

私は現在、横浜市内の自宅で妻と子供3人と幸せな日々を過ごせていますが、3年ほど前は仕事がうまくいかず大変苦しい時期がありました。一生懸命にやっているんだけど上手くいかない、努力が成果に結びつかない、責任をなすりつけられる等々、、精神的に苦しい時期が続きました。そういう日々の中で、自然に”運”というものについて考えるようになり、直感的ではありますが、「”運”を改善しなければ、この状況から抜け出せない。」と思うようになりました。冒頭でもお話したように現在は幸せな日々が続いており、一時期の絶望的な状況から抜け出せたように思います。これも、運について考え、先人やその道のプロの方々の意見に従って、運というものを改善できたおかげと思います。結構、ささいなことから、手間のかかることまで、いろんな種類の”運の改善活動”を行ってきましたので、本Blogに「ラック・マネジメント」のカテゴリーを追加してシェアしていきたいと思っています。「自分は”運が”悪い、、、」と思っている方や、「もっと運を改善したい!」と考えられている方の一助なれば幸いです。

 

運をつかむ技術―18年間赤字のハウステンボスを1年で黒字化した秘密