人生の羅針盤

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なぜ、人は「体育会系」に弱いのか? 〜相手をコロリと手玉に取る無敵の心理戦術〜

最近、ライザップとまではいかなくても、

スポーツジムに通っているビジネス

マンが多いようです。

 

目的は、健康維持であったり、

ダイエットであったりしますが、

カラダを鍛えることは、ビジネスにも

いい影響を与えます。

 

これから、カラダを鍛えようという

ビジネスマンにも、既に、

カラダを鍛えているビジネスマンにも

オススメの良書は、

 

「なぜ人は”体育会系”に弱いのか?」

 

です。

 

著者は心理学者の内藤誼人さん。

 

内藤さんによると、

西洋哲学の父と言われているプラトンは、

実は、カラダを鍛えまくっていて、

レスリングがめっぽう強かったそう。

いわゆる、文武両道であったそうです。 

 

プラトンの例を出しつつ、内藤さんは

カラダを鍛えることの重要性について、

次のように断言します。

 

”まったくスポーツをする習慣のない

ビジネスマンはたいして、仕事が

できない。”

 

ビジネスは体力勝負という面も

ありますが、メンタル・タフネスも

要求されます。

 

ビジネスのメンタル面での影響を

内藤さんは、アメリカの大学の

実験を紹介しています。

 

この実験では、ボランティアで参加した

人たちを毎日、20分づつ歩かせたそうです。

わずか2週間の実験でしたが、被験者には、

 

「自分が有能であるという気持ちが高まった。」

「自分のことが好きになった。」

「悲観主義から楽観主義に変わった。」

 

という効果が出たそう。

 

これは、カラダとココロは、切っても切り離せない

関係であることを示しています。 

 

ビジネスの世界で活躍している人に注目すると、、

 

アップルCEOのティム・クックは、

毎朝5時に起きて、カラダを鍛えています。

 

GEのCEOであったジェフ・イメルトも、

毎朝、ウォーキング・マシーンに乗りながら、

新聞を読むのが日課だそう。

 

サントリーの新浪社長もパーソナル・

トレーナーまで付けて、徹底的に

トレーニングしていると語っています。

 

 

やはり、カラダを鍛えることと、

ビジネスの成果は相関関係があるという

ことを示しています。

 

今日から、「カラダを鍛えてみよう!」

そう思わせれられる1冊です。

ぜひ、読んでみてください。