人生の羅針盤

個人の経験や知識が、誰かの人生に役に立つことを願うブログ。

お金で解決できない問題は少ない。「お金に強くなる生き方」

かつて、堀江貴文さんは、

「人のココロは、金で買える。」

と言って、大炎上しました。

 

ライブドアの社長時代のことです。

 

人のココロが、金で買えるかどうかは

さておき、お金があれば、

解決できることや、悩みがなくなることも

また、事実です。

 

家庭があるサラリーマンであれば、

お金の悩みは尽きません。

 

子供の教育費、住宅ローン....

 

お金がなければ、生きていけません。

 

この恐怖感があるからこそ、みんな、

満員電車にのって、イヤな上司に

ガミガミ怒られつつも、

会社にいくのです。

 

このストレスに耐え切れず、

メンタル系の病気になる人も

たくさんいます。

 

こんな、現代社会のサラリーマンの

過酷な現状=お金事情に、

示唆に富んだ英知を伝えているのが、

 

「お金に強くなる生き方」 佐藤 優著

 

です。

 

佐藤さんは、ご存知のとおり、元外交官で、

魑魅魍魎が巣食うロシア大使館に勤務していた

というツワモノ。

さらに、帰国後は、背任と偽計業務妨害容疑で

逮捕され、刑務所に入ったというオマケも

付いています。

 

そんな地獄の底からはい上がってきた男が

語る「お金」の哲学。

 

面白くない訳がありません。

 

お金について、哲学的な視点、現実主義的な

視点から考察して、日本国民がどのように

お金と付き合えばよいかを伝えています。

 

その中で印象深いフレーズが、

 

会社に嫌な上司がいるとかいう悩みも、中略、

一見、お金と無関係に見えます。

しかし、お金があることで選択肢や可能性

は大きく広がる。

 

 佐藤さんが言わんとしていることは、

 

「お金があれば、トットと会社を辞めてしまって、

好きなことにチャレンジできるであろう。」

 

ということです。

 

今、メンタル系の病気に悩むサラリーマンは、

とても多いです。

 

お金に余裕があれば、

メンタルに打撃を与える原因から、

 

「逃げる。」

 

ことが可能です。

 

本書は、経済格差が広がる一方の

現代日本において、どのように、

お金と向き合っていけばよいかを

指南してくれる一冊です。

 

ぜひ、読んでみてください。