人生の羅針盤

個人の経験や知識が、誰かの人生に役に立つことを願うブログ。

残念な人になりたくない!と思った1冊「残念な人の思考法」

貯金が1億円あったらやらないことは、

やらなくてよいことだ。 

 

これは、「残念な人の思考法」山崎将志著の

一節です。

 

この本では、知らずしらずのうちに、

残念なことになっている人を、

事例を交えつつ紹介しています。

 

その中の1つをご紹介すると、、、

 

ある日、著者の友人の女性部下が、友人に

伝えてきました。

 

実は、前の会社で不当解雇されたのです。

納得がいかないので、ユニオンに相談しています。

そのために、月に何度かそこへ行かなければ

なりません。

だから、休ませて欲しいのです。

 

 

 

なんて残念なんでしょう!

 

ただ、この友人は、女性にこう諭したそうです。

 

あなたの通帳に1億円の現金があるとする。

それでもやるの?

お金を持ってたらばかばかしくてやらないことは、

やらなくていいことだ。

 

 この女性はこの言葉の意味を理解し、考え直して

また、前向きに頑張り始めたそうです。

 

まわりから見れば、残念な人ですが、

当の本人は、感情的になっているので、

自分が「残念な人」になっていることに

気づかない・・

 

この女性はある意味ラッキー。

なぜなら、上司がまっとうになるよう

諭してくれたからくれたから。

 

ですが、フツーはこんなデキる上司は

いないので、残念な人でオシマイですね。

 

この本には、こんな事例をもとに、

残念な事例をたくさん、紹介していますが、

この本のスゴイところは、

世の中の残念な事例を出して、残念にならないように

する方法を伝えているところです。 

 

目からウロコのオンパレードです。

 

逆にいえば、自分が無意識にとっていた

残念な行動を認識させられることも。

 

 

残念な人の思考法(日経プレミアシリーズ)

残念な人の思考法(日経プレミアシリーズ)

 

 

職場で残念な人にならないために、

必読の1冊。

「残念な人の思考法」でした。